ここまでに何度かスワップ派について触れてきましたが、初耳だったという方に向けてあらためてここで説明しておきましょう。
スワップ派とは、FXで通貨のトレードをするものの、トレード益は余り狙わず、通貨間の金利差を活かし、利息で資産を増やしていこうというスタイルの人たちのことを言います。
そうした通貨間の金利差はスワップ金利と呼ばれています。
スワップ派の主な投資スタイルは日本円やスイスフランなどの金利の低い通貨で、豪ドルや英ポンドなどの金利の高い通貨を買うというものです。
低金利通貨と高金利通貨を銀行に預けていた間に生じる利息の差を補うために、FXトレードではデイトレードで手仕舞いせずにポジションを翌日に持ち越すとスワップポイントが付与(あるいはマイナス)されて調整が行われるのです。
通常の金利だけではいくら金利の高い国であっても年間10%も行かないことが多いのですが、FXではレバレッジを効かせることができますので、レバレッジを10倍に設定しておけば1%の金利が10%にもなるのです。
この時に付与されるスワップポイントにも、FX会社の手数料が加味されてきますから、FX会社によって与えられる量が変わってきます。
多い会社と少ない会社で2倍程度も違いますから、長期スタンスでスワップを狙って投資するつもりなら、よくチェックしておく必要があるでしょう。
ただ、スワップ狙いのトレーダーを目指すには、注意が必要です。
高金利の通貨はたいていの場合、値動きが激しいものとされており、先ほど挙げた英ポンドなどもその一例です。
いくら高金利の国だと言っても年間で5%程度のものですから、それだけの値動きがあれば一夜にして吹き飛んでしまうリスクもあります。
スワップを狙って運用するのもいいのですが、そうした値動きのリスクを踏まえて、その高金利通貨が安くなっているタイミングで買いに入ったり、レバレッジを程々に抑えておくといった心構えが必要になるでしょう。
